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新たな技術・流通・市場


白鳥ブナシメジ工場

雪深い北信濃の地での創業は、ハード面の技術開発にも大きな進歩をもたらしました。国内有数の豪雪に対応するドーム型の工場建屋、ブナシメジ培養時に発生する熱を再利用した消雪、自然の空気対流を生かす空調、冷涼で清澄な地下水を活用する殺菌・冷却システムなど、エコロジーとコスト削減を両立する独自技術を次々と開発し、生産体制の拡充と合理化を進めました。

1997(平成9)年には販売部門を設立し、スーパー・量販店との産直取引を開始。日々動いている市場とのダイレクトなつながりは、生産の現場に新鮮なフィードバックをもたらしました。以降、ミスズライフの技術開発には、エコロジー、コスト削減、生産効率の向上に加え、「提案型の商品開発」と、その生産実現という新しいテーマが加わっていきます。


市場への答えの第一弾となったのが、「一株包装」という発想でした。現在、スーパー等の店頭に並ぶキノコ類は一株ごとにパック詰めされているのが主流ですが、そのさきがけとなったのがミスズライフです。当時一般的だった100グラムに仕分けされた包装形態ではなく、こんもりとした栽培状態そのままに店頭を彩る一株もののブナシメジは、まさに産直。店舗からも消費者からも好感を持って受け入れられました。仕分け等を省いたコストダウンにより低価格も実現。生産者のこだわりと販売、消費それぞれのニーズを結んだ業界初の流通モデルが誕生したのです。

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