<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>きのこ人日記</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/atom.xml" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2009-09-24:/blog/president//5</id>
    <updated>2011-12-05T23:44:26Z</updated>
    <subtitle>ミスズライフ代表取締役・小林満の日々。
農業に対する熱い想いを伝えます。</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Commercial 4.261</generator>

<entry>
    <title>長野県北部地震</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2011/12/post-8.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2011:/blog/president//5.151</id>

    <published>2011-12-05T08:05:09Z</published>
    <updated>2011-12-05T23:44:26Z</updated>

    <summary>　都はるみサンが来てくれて二十周年記念が大成功に終わり、皆でご苦労さんの声を掛け...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>　都はるみサンが来てくれて二十周年記念が大成功に終わり、皆でご苦労さんの声を掛け合っていたら、翌日が大震災。テレビにくぎ付けになって被災地のことや今の仕事のことなどで、眠れない夜を過ごしていると明け方の突然の激しい揺れ、東北の余震なら震源地は想像もつかないとテレビスーパーを待つ。</p>

<p>なんと、震源地は栄村ではないか。<br />
慌てて栄村の母親に電話すると家の中は危ないので外で避難しているとのこと。相変わらず落ち付いていて「おーひどかっとー」で電話を切られた。きのこの工場の様子を聞きたいと電話をするがもう通じない、兎に角着替えて本社に向かう。本社に集まった社員の情報を総合すると黒姫、飯綱工場は無事、津南工場も若干の被害である事はわかったが、栄村については通行止めらしいとの情報だけで何も分からない。母親の「おーひどかっとー」の明るい声が唯一の希望、結局きのこ人は本社に残り２台の車で栄村に向かう。通行止めの度に係りの人と交渉しながら栄村に入る事が出来た２台から１時間後に連絡が入る。全戸停電であること、、当然工場も、余震がひどく全てを確認できないが、中の培養器は全て倒壊している事がわかった。電源復旧した場合のショートや漏電を防止するため、元ブレーカーを落とし戻ってもらうようお願いし、両親も一緒に連れ帰ってもらう。<br />
　　２台の車が本社に戻って来た頃には空はいつも通り明るくなりかけていた。東北の被災地の事ばかり考えていたのに、今は自分もその中にいるという実感がない。救いは、集まるスタッフがみんないつもより生き生き輝いて見えたことだ。両親の無事を確認し自宅で落ち着いてもらう事にし、再度栄村の工場に向う。途中通行止めの指示が至る所にあって、その都度事情を説明しどうにか工場に入る。ＬＥＤライトに照らされる工場内は目を覆うばかりの惨状で足が竦み、思考が停止しそうだ。さてどうするキノコ人。<br />
その時何故かキノコ人の脳裏にキノコ人が保育園児の頃長男がガーデントラクターごと近くの踏切で急行列車と衝突したときのことが頭をよぎった。息を切らせて知らせてくれた近所のおばさん、動転して慌てるお袋を見ながら親父は近くの箱に腰を下ろしておもむろに煙草に火を付けた。そしてお袋に毛布と段ボールを用意させて現場に向かった。後で聞くところによると段ボールは、ばらばらになった遺体を集めるために、毛布は跳ね飛ばされて怪我で済んでいたなら包んでやらなければと思ったそうだ。幸い長男は全治３カ月の重傷ですみ、今もキノコ人と元気にキノコを作っているが、その瞬間頭の中で何かがキノコ人よ慌てるな　落ち着け、落ち着け　と言っているような気がした。</p>

<p>そういえば今日は土曜日、明日は日曜日、やっとの思いで駆けつけてくれた皆に取り敢えず今日と明日はゆっくり休むことを提案し帰宅しました。<br />
キノコ人はといえば、久し振りに来てくれた栄村の両親とスーパーに買い出しに出たり、母親の地震直後に自分がいかに冷静だったかという自慢話に付き合ったり、久し振りの親孝行したりしてボンヤリと２日間を使い切ってしまった。そして月曜日、凄まじいエネルギーの中で戦いが始まった。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1178.JPG" src="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/images/IMG_1178.JPG" width="448" height="336" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1181.JPG" src="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/images/IMG_1181.JPG" width="448" height="336" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1183.JPG" src="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/images/IMG_1183.JPG" width="448" height="336" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1187.JPG" src="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/images/IMG_1187.JPG" width="448" height="336" class="mt-image-none" style="" /></span></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>年々増え続ける耕作放棄地に囲まれて...きのこ人は</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2009/10/post-7.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2009:/blog/president//5.38</id>

    <published>2009-10-01T00:48:50Z</published>
    <updated>2009-09-26T01:05:53Z</updated>

    <summary>農業が注目されマスコミでは毎日のように素晴らしい事例が報告されている。自分たちも...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>農業が注目されマスコミでは毎日のように素晴らしい事例が報告されている。自分たちも負けずに頑張ろうと思いつつ、現実とのギャップの中で揺れ動いている。</p>

<p>私の農場では、明日は収穫だと思っていた新種のとうもろこしが、一夜にして全滅状態。相手が熊（？）ではどうしようもない。やられた～と叫ぶだけだ。</p>

<p>それでもまだまだ負けていられないきのこ人は、となりのとうもろこし畑に電気柵を用意した。その額なんと12万円。とうもろこし1本の経費は？とても怖くて電卓も打てない。この電気柵はソーラー式の高性能のもので、人間でもビビッと来るのだそうだが、これは怖くて誰も試してみる勇気はない。</p>

<p>山里は今人間が減り、そのぶん熊や猿、いのししなどが多数派になりつつある。<br />
本当にここで農業ができるのか？</p>

<p>民主党は所得保障云々といってくれるが、農政が向けるべき現場はあまりにこわれていて、複雑なのだ。若者たちの不安げな視線の中できのこ人の挑戦は始まっています。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>修羅の道からの決別</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2009/03/post-6.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2009:/blog/president//5.37</id>

    <published>2009-03-09T00:48:02Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:48:36Z</updated>

    <summary>2004年から中断したきのこ人日記、中断の理由はきのこ人の根性無しの性格に尽きる...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>2004年から中断したきのこ人日記、中断の理由はきのこ人の根性無しの性格に尽きるのだが、この間、きのこ人はいささか混乱状態で農業や地方について何も言えなくなっていたのも本当だ。夜間に信州大学の社会人向けの経営大学院にも通ったりしてもみたが、状況は何も変わらなかった。そもそも何をめぐって混乱しているのかさえ整理できない状態が続いていたのだ。それなのに、この間にも会社は信濃町にきのこ工場を立てたり、従業員も増えたし、売り上げも増え続けてはいるのだが、きのこ人にとっては「修羅の道」を突き進む感覚でしかなかった。売れるから作る、コストを下げるために規模拡大する。この有様はどこにでもある民間企業のシェア競争とどこも変わらない。確かに生産原価が下がれば販売価格が下がり、消費者にとっては悪いことではないし、それは否定してはいけないことだと思う。</p>

<p>でも、でも、農業はどこか違うのだ。きのこ人たちが生きる田舎が抱える問題はこんなことでは絶対解決しない。</p>

<p>話題は突然変わる。聞きなれない単語だが農業の世界では「種苗法」とか「種苗登録制度」が重要視されている。企業や個人が新しい品種を開発し農水省に出願することで権利化することができる制度のことで、2次産業における特許法に似た制度なのだが。きのこ人の会社でも生態の違うきのこを交配してできたきのこをいくつか登録して権利化しているのだが、申請のたびに、このきのこを作ったのはいったい誰かという疑問が頭をよぎる。私たち人類はいまだに、ひとつの細胞さえも人工では作れていないのだ。きのこの世界ではより新しい原種を求めて世界中を探し回り、交配育種を繰り返すことで登録、権利化している。何万年もヒマラヤ山脈のどこかで生きながらえてきたきのこが、日本の企業で権利化されヒマラヤでは人工栽培できなくなることだって充分予測される。</p>

<p>きのこ人は思う。農業はそのような地域の風土や環境が作り上げてきた自然の下でしか成立できない。人間だってその中の一要素にすぎないし、まして農業を法人化し肥大化させてもそれはやはり、一時しのぎの「修羅の道」ではないのか。</p>

<p>農業法人は大型化や価格競争のための組織形態であってはならない、地域の食物連鎖やや人々の生きざまの中にしっかりと足をつけた存在でなければどこかで破綻する。きのこ人の会社は去年5ｈaの耕作できない農地を取得してしまった。正直してしまったという感覚だ、思えば思うほど農地を持つことの意味と責任は重いのだ。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>きのこ人日記再開の決意</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2008/09/post-5.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2008:/blog/president//5.36</id>

    <published>2008-09-01T00:47:27Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:47:49Z</updated>

    <summary>本当に長い間忘れられていた　きのこ人　ですが、少し元気がもどってきました。 それ...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>本当に長い間忘れられていた　きのこ人　ですが、少し元気がもどってきました。<br />
それも、会社の方向を生産に機軸を置くことと固く決意したからでしょう。もう迷わずこの道を進みます。というわけで、今後は「きのこ人野菜を作る」の模様をこのページでお伝えします。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>地方はぜいたくなのか</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2004/04/post-4.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2004:/blog/president//5.35</id>

    <published>2004-04-01T00:46:25Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:47:08Z</updated>

    <summary>2004.春 久しぶりに栄村の実家に立ち寄る。畑仕事から帰ったばかりの母親が近く...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>2004.春</p>

<p>久しぶりに栄村の実家に立ち寄る。畑仕事から帰ったばかりの母親が近くの温泉に誘うので、親父と3人で夕暮れ時の千曲川沿いに4kmほど車を走らせる。川沿いにつかまるように立つ民家のような温泉旅館に着くと、顔なじみの女将さんが母親と長い挨拶をかわす。大人400円、子供200円、60歳以上は 200円で温泉に入れる。脱衣場で中学時代の先輩に会う、奥さんの運転で生ビールを飲んで帰るのが日課になっているらしい。お先に、と　出てゆく顔がもう嬉しそうだ。畳2枚ほどの温泉にしては小さな浴槽だが、雪解けで増水した千曲川がすぐ下を流れ、贅沢の極み、田舎は最高、本当に止まってしまった時間がそこにある。</p>

<p>こんな贅沢な時間が持てるふるさと、でも,どうして、きのこ人を含む多くの人たちは田舎で生活しようとしないのか。働く場所や、経済的な保障があってもなお田舎に帰ろうとしない。田舎の再生を目指す当社にとって、このあたりを冷静に考えてみるべきではないか。</p>

<p>きのこ人が田舎に住まない理由、<br />
その１、近所の付き合いが大変。<br />
その２、地域の役や行事が多い、消防や公民館行事など。<br />
その３、お店が極端に少ない、刺激が少ない。</p>

<p>結局具体的な理由として確たるものがあるわけではない。しかし、現実に田舎に住もうとする人と、都会を選択する人の間には、性格的に大きな違いが必要なのだ。田舎にある極端な平等主義や、共同体からの離脱を許さない社会主義的管理機構、（たとえば、生活改善の名のもとに、お葬式に出すご馳走の品数から、お酒の量まで決まっていて、それをチェックする係りが腕章をつけて葬儀委員長となって葬儀を取り仕切るのだ）こうしたことを抵抗なく、むしろ心地よく受け入れられる性格でなければ田舎には住めない。</p>

<p>逆に考えると、そういう性格の人たちで現代の田舎が形成されていることこそが、過疎化を考える大きなポイントなのだ。</p>

<p>村長さんや、有名な知事さんは、助け合い自治だとか、下駄履きヘルパーとか、コモンズとか何とかルネッサンスだと賞賛する田舎の仕組みは、きのこ人のような性格ではとても窮屈な、独自の思考を中断しないと住めない世界なのだ。実は田舎の居心地よさとか、優しさとか、安心感とかは自我や自己主張や自由をあきらめてはじめて獲得できるのだ。</p>

<p>こんな田舎に、自然があるから、仕事があるから移り住みませんかと、あなたなら言えますか？きのこ人は言えなくなっています。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>田舎がなくなりつつある</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2002/09/post-3.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2002:/blog/president//5.34</id>

    <published>2002-09-01T00:45:41Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:46:16Z</updated>

    <summary>きのこ人が生まれた、長野県最北端の村、栄村。お盆に実家の親父が言うには、隣近所１...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>きのこ人が生まれた、長野県最北端の村、栄村。お盆に実家の親父が言うには、隣近所１８軒あったものが最近４軒誰もいなくなってしまい、残り１４軒のうち70歳以上の年寄りだけの家が８軒だ。そしたらそのうちにはわずか６軒になってしまう。という。</p>

<p>田舎の高齢化の次に待っているのは田舎の消滅なのだ。本当に日本中の田舎が日々消滅に向かっているのだ。行政が悪いとか、長野県で言えば田中知事が悪いとか、そんなことでは済まされない、現実。過疎化という言葉はそんなにインパクトを持った言葉としては聞こえてこないが、現実として向かい合ってみれば、あまりにすさまじい事態が日々進行しているのだ。</p>

<p>きのこ人としてもこの地にきのこ工場があるわけで本当に困ってしまっている。土地や水や自然があっても、そこに人がいなければただの荒野だ。縄文の昔から何千年もかけて耕し広げてきた農地や、そこでの人の営みがついになくなってしまうのだ。我々田舎人が、行政やＪＡに頼って、自立することや変化することを怠ってきたから、都会人に見放された。その結果スーパーには外国産（最近では中国産が目立つが）の農産物があふれ返ってしまっている。そうしたら田舎の役割はなくなり、田舎は生きられる場所ではなくなる。</p>

<p>田舎人よ、都会人のために都会人が買ってくれる野菜を作り、送りつづけなければ生きられない。もう、そう思う人ががんばるしかないような、追い詰められたような気持ちになっている、きのこ人の今日この頃なのだ。</p>

<p>だから次回は｢生きられる田舎、生きられる農業の条件｣について。です。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>地方の役割、農業の役割</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2001/11/post-2.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2001:/blog/president//5.33</id>

    <published>2001-11-01T00:44:53Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:45:31Z</updated>

    <summary>平成４年にきのこ栽培も順調になり、パートさん達のパッケージ作業も忙しくなってきた...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>平成４年にきのこ栽培も順調になり、パートさん達のパッケージ作業も忙しくなってきたころ愕然とする事態に直面した。パートさんの一人が超Ａ級品のきのこだけを拾い出しているので「どこの出荷分？」とたずねると、「いいえ、Ａ子さんの社販分です」とさも当然のように話すのだ。お客様よりまず自分達が最上級品を取る、それが当然のことだったのだ。<br />
そういえば我が家も昔農協に出荷する米は乾燥機で乾燥させ、家で食べる米は味が落ちるからと時間をかけて天日乾燥させていた。でも街のケーキ屋さんが今日は特別うまく作れたから店に出さないで自分で食べようと一瞬でも思うだろうか？</p>

<p>きのこ人創業以来最大のショック、最大の危機だ。</p>

<p>工場長をはじめ誰一人そのことに疑問すら感じないわが社。どうしてこれで、生産者の役割、地方の役割にまじめに取り組む会社といえるのか。最近でこそ売れ残って傷ついたわが社のきのこを見るとつい買ってしまうパートさんまでいるわが社だが、残念ながらそんなのものだったのだ。<br />
その時、きのこ人は、やさしくさとす余裕もなく思いっきりブチ切れたのも当然です。</p>

<p>なぜ、農家が商売の世界から取り残され、過疎化が進み、農業では立ち行かなくなったのか？それは、戦後の農政のあり方や、農協の存在、農産物流通の不明朗性などが複雑に起因しているのだろうが。結果として、農家や産地が消費者のことを真剣に考えなくなってしまったのは事実だ。<br />
たとえば農産物にはいまだに賞味期限がいらない、我々生産者や流通関係者にとってこれほど便利なことはない。しかし、農産物にとって鮮度が大切だと、産直やスーパーのオーダーに必死に応えている生産者の中には、賞味期限や収穫日を明記したいと思っている人もいるはずだし、スーパーや消費者も明確な鮮度に対してある程度の価格差を認めるはずだ。そしてそんな日がそこまできている気がする。<br />
でも誰が先にパンドラの箱をあけるのか？できないきのこ人は単なる弱虫か？</p>

<p>次回は農業と地方の役割りについて、考えてみます。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>地方の反省...ちょっと寄り道</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2001/08/post-1.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2001:/blog/president//5.32</id>

    <published>2001-08-01T00:44:02Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:44:35Z</updated>

    <summary>昭和40年頃、きのこ人がまだ小学生のころ、村の夏祭りに都会から帰省したもと村人達...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>昭和40年頃、きのこ人がまだ小学生のころ、村の夏祭りに都会から帰省したもと村人達がまぶしいほどにかっこよく感じられたものです。それと同時に、村に残ったおやじやおふくろの取り残されたような寂しさをいつも感じていました。そのころからだと思います。村に元気がなくなり過疎を売り物にし、地方交付金と食料管理法をたよりに変わることを拒否してしまったのは。死んだおばあちゃんは、終戦直後の食料難のとき、都会からたくさんの買出しの人や、疎開してきた人がいて、たくさん世話をしてあげて、たくさん都会の知り合いができたことをうれしそうに話してくれたものです。</p>

<p>あの時代、村は都会に対して食料供給という明確な使命を持っていました。それがいつのまにか米が余り、政府にお願いして米を作らせていただく時代になりました。あの村祭りの日、まぶしく見えた元村人のようになりたいと、きのこ人も地方の町に就職し工場で働く道を選びました。そこは、ノルマだ、納期だ、原価だ、やれ品質管理だ、シュア競争だ、改善だ、3交代勤務だ、休日出勤だと気がつくと15年が過ぎていました。<br />
そうだ、村ではこんな努力をしているだろうか、都会に置いていかれた被害者意識保護農政にドップリと漬り、代わることを拒み続けた村は、苦労はしていても、都会のお客様にたいしてこんな努力はしていないのではないか。村で、民間企業のようにみんなが努力したら村は変わるんじゃないか。と考えるようになりました。</p>

<p>平成３年、そんな大きな反省の中から民間サラリーマンと村の農家が一緒になってきのこの会社を作りました。それがミスズライフです</p>

<p>次回こそ、農業と地方の役割りについて、考えてみます。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>きのこ人、地方の反省をする</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2001/05/post.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2001:/blog/president//5.31</id>

    <published>2001-05-01T00:42:56Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:43:33Z</updated>

    <summary>経済大国日本の歩みのなかで（所得倍増計画、列島改造、高度経済成長と歩んできた日本...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>経済大国日本の歩みのなかで（所得倍増計画、列島改造、高度経済成長と歩んできた日本経済の中で）農業というか農家は置き忘れられた存在でした。食糧管理法などにより法律によって保護される、どちらかと言えば情けない存在として細々と存在してきたといえるでしょう。補助金、交付金に頼り､政治抜きには生きられない､極論すれば国営日本農業へと変質してきました。そうしている間に、日本農業は世界の農業と直面し、まさに裸で世界経済の大波の中に放り出されてしまうことになったのです。</p>

<p>この国営日本農業という間違った意識､これを謙虚に反省しなくてはと思うのです。地方の農業組織や構成員､生産者までそんな思い違いをしている人が少なくないと思います。たとえば私たちの長野県栄村。人口２７００人なのに村役場職員は４０人。農協職員３０人、森林組合職員１５人、村会議員さん１８人、占めて１０３人。なんと２７人に一人の割合です。１５才から６５才までの人口１３００人に対しては、なんと１割近くになってしまいます。村を支え農業を守っているのは、民間企業や農家ではなく、国や県や全農や経済連から補助金や給付金を受けることのできるまさにこのような人たちだと言う構造が生まれているのです。このようなことで、自立する地方や、自活し競争力のある農業が生まれるべくもありません。</p>

<p>北信濃のえのき茸の現状についても、大胆に述べてしまいましょう。<br />
最近五年間にえのき茸生産は培養センター方式に移行しました。生産過剰による価格下落に対抗しての対策と言われています。中野市では巨大な培養センターがいくつも建設されました。培養センターには、ウルグアイラウンド対策資金として建設費の５０％が補助金、農家には栽培施設の改修資金が１％の低利で貸し付けられました。その結果当然えのき茸の生産量は大幅に増えます。生産過剰による価格の下落が起こります。生産調整すれば生産原価が上がり、作れば価格が暴落する、本当に笑えない状況です。なぜか、補助金もいただかず、低利融資も受けなかったえのき茸生産者は、価格暴落の波をかぶり、怒りの声が聞こえている現状です。</p>

<p>次回は農業と地方の役割について考えてみたいと思います。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>まずはごあいさつ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/2001/04/0924.php" />
    <id>tag:misuzu-life.co.jp,2009:/blog/nissi//4.6</id>

    <published>2001-04-01T05:35:11Z</published>
    <updated>2009-09-25T00:42:50Z</updated>

    <summary>長野県、特に北信濃は日本一のきのこの生産地なのです。北信濃は雪の多い地方です。き...</summary>
    <author>
        <name>misuzulife</name>
        
    </author>
    
        <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://misuzu-life.co.jp/blog/president/">
        <![CDATA[<p>長野県、特に北信濃は日本一のきのこの生産地なのです。北信濃は雪の多い地方です。きのこ栽培はこの地方の農家の冬期間の副業として昭和30年ごろから始まったようです。出稼ぎに代わる現金収入の道として県と地元の村と農協などが積極的に導入を進め、10年足らずの間に米やりんごをしのぐ地域特産として確立されました。</p>

<p>今、北信濃のきのこ栽培は大きな転機に立たされています。<br />
20年前えのき茸は100ｇ100円、ぶなしめじは（当時はほんしめじと呼んでいました）100ｇ200円が相場でした。現在生産者の価格では当時の半額以下となっています。卵ともやしは価格の優等生といわれていますが、きのこはもっともっと優等生だったのです。現在、北信濃のきのこ生産現場では価格の下落をめぐってさまざまな問題が噴出しています。急激な価格の下落に、生産コストの削減が追いつかない生産者や企業が多数あるのです。<br />
「農業の法人化」今までそれは農家を崩壊させるものとして地域農協や農政の中であまり評価されていませんでした。でも水面下で既に進行している農業現場の変化を見据え、変えていこうとしなければ、日本の地方と農業は成り立たなくなってしまいます。国の農業政策の問題や農協問題、流通問題など21世紀の日本の農業と日本人の食料のあり方といった大きな課題があるのです。<br />
私ども惣菜朝市も、きのこの生産とその産直を追及する立場から21世紀の農業について思いつくまま大胆に書いてみたいと思います。</p>

<p>長野県は田中知事を迎え、大きく変わろうとしています。田中知事も就任早々農協合併を巡って大バトルを繰り広げました。でも問題の本質はなかなか深く、十分な論議が行われたとはいえません。</p>

<p>このコーナーの担当は私Kinokojinです。さまざまな立場の方からのご意見ご感想をいただければとてもうれしいです。どうぞ宜しく。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

</feed>

